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劇作家・演出家の山本真生と俳優の吉沢菜央によって構成される団体。

 『あるかもしれない"きっと"を切って貼ってコラージュする』をキャッチコピーに、今を生きる人々の感覚を、思いもよらないフッと笑ってしまうような身近なモチーフや奇妙な設定に繋げ、複数のそれらをコラージュする作品が特徴。

現代の絶望とも言い切れないやるせなさを人称や時制、場所を演劇の嘘を用いて軽やかに飛び越えて、どこか開き直りすら感じる明るさで描く。

 ヒトのどうしようもない哀しみを、フィクションを通じて、肯定することを目指している。

 2022年4月、王子小劇場の主催する演劇祭、佐藤佐吉演劇祭2022の関連企画である旗揚げ3年以内の団体を集めたショーケース公演「見本市」にて旗揚げ。

 王子小劇場で年間上演されたすべての公演を対象に、優れた作品・戯曲・演出・舞台美術・照明・音響・衣装・宣伝美術・主演俳優・助演男俳優の各部門を表彰する賞、佐藤佐吉賞2022にて優秀演出賞、助演俳優賞受賞。

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